京都の静かなお寺巡り（妙心寺・仁和寺・高山寺・西明寺・六角堂）と錦市場

WHAT YOU CAN EXPECT

本来、お寺は静かに瞑想し、心の平安を求めるべき場所。お寺の静寂を愛する人のためのコース。江戸時代のお屋敷街のような雰囲気の妙心寺、広々として高雅な仁和寺を訪れた後、京都の北西の栂ノ尾高山寺、槇ノ尾西明寺にも足を伸ばします。座禅をしたい人は、妙心寺で座禅をすることもできます（英語、立席有）。仁和寺と高山寺は世界遺産。

旅程

滞在ホテル→妙心寺（希望者は座禅）→仁和寺（昼食も）→（福王子）→高山寺→西明寺→六角堂→錦市場

More Info: ◆妙心寺
都の西の花園天皇離宮跡に造られた禅寺。全国6000ある臨済派寺院のうち、3500が妙心寺派である。境内塔頭だけでも38あり、境内は築地塀が連なり、江戸時代の御屋敷街の風情がある。常時公開している塔頭は3つのみ。退蔵院、大心院、桂春院。春光院では毎日午前に2回（2回目が10：40～12：10）、英語の座禅会がある（椅子席有。）

◆仁和寺
9世紀末に創建された古刹。宇多天皇が出家後、仁和寺伽藍の西方に「御室」（おむろ）と呼ばれる建物を作って住んだため、「おむろごしょ」と呼ばれた。代々、皇子や皇族が住職を務める門跡寺院。現在「御室」の旧地に御殿風の建物がある。遅咲きの御室桜が有名。

◆福王子
光孝天皇の女御で宇多天皇の母である班子皇后を祀る。宇多天皇が仁和寺を開いたことから、仁和寺の鎮守神とされる。前身は深川神社だったが、応仁の乱で焼失。家光の時代、社殿が復興された際、近くに班子皇后の陵墓があったため皇后を祭り、福王子となった。名前の由来は、皇后が子を沢山産んだことから。

◆高山寺
京都の奥座敷、栂ノ尾にある古刹。創建は奈良時代に遡ると言われるが、1206年明恵（みょうえ）上人が後鳥羽院から建物をもらいうけ、高山寺として再興。鳥獣人物戯画をもつ（点在、お寺にあるのは複製）。栄西が中国から持ち帰った茶の実を明恵上人に伝えた。日本最古の茶園が境内にある。国宝石水院から深山幽谷の眺めが楽しめる。

◆西明寺
京都の奥座敷、槇ノ尾にある古刹。高山寺から徒歩10分。清らかな川にかかる橋を渡ると境内。趣のある境内は一見の価値がある。高山寺や西明寺は紅葉の季節、多数の人で賑わう。

◆六角堂
京都の町の真ん中にあるお寺（へそ石がある）。本堂が六角であることから六角堂と呼ばれる。聖徳太子創建の寺と伝承される。12世紀前半から江戸時代後期まで、記録の残っているだけでも18回焼失したが、常に復興された。15世紀からこの辺りの町衆の集会所として使われた。つい最近まで祇園祭の山鉾巡業の順番を決めるくじ引きがここで行われていた。現在の建物は1877年の再建。池の坊（花道）はここから発祥。

◆錦市場
錦小路通りは、幅は５メートルの通りの両側に、魚、野菜、漬物、乾物などから茶・菓子・寿司・豆腐に至るまで様々な商品を扱う１２６の商店が軒を連ねている。試食できる店舗も沢山あり、食べ歩くもよし、食べて帰るもよしの京都の食のマーケットである。

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