遊郭・花街ウォーク

WHAT YOU CAN EXPECT

人気の祇園だけでなく、宮川町さらにはかつて存在していた遊郭の五條楽園をウォーキングで回ります。かつての遊郭・五條楽園はすでに営業しておらず、当時を想わせる建物だけが残っています。そこから踊りの技能で知られた宮川町、建仁寺を拝観し、祇園歩きを楽しみます。このルートでは、外国人に誤解されやすい遊女と芸妓をわかりやすく説明します。

旅程

: 滞在ホテル→開化堂→旧五條楽園→宮川町→建仁寺→ギオンコーナー→花見小路→切り通し→白川→辰巳稲荷

More Info: ◆開化堂
1875年創業の日本で一番古い歴史を持つ手作り茶筒の店。創業者の思いはデザインがよく機能性に優れた茶筒を作ることであった。間もなく地域に溶け込み、その製品の素晴らしさは多くの人の支持を得た。現在では海外から求められることも多い。

◆旧五條楽園
もともとは芸妓と娼妓が混在する地域であったが、戦後間もなくの法規制までは娼妓が多くを占めていた。すでに営業している店舗はなく、かつての面影を示す建物が並ぶ。近い将来にはすべて立て替えられる可能性があり、ここを歩ける期間はそう長くない。当時の遺構を利用したカフェや旅館が新たな彩を加え、現在も独特の雰囲気を醸している。

◆宮川町
京都五花街の一つ。祇園に次いで多くの芸妓、舞妓がいる。芸事に力を入れ、毎年春と秋には踊りの会がもたれる。敷石や家並の美しさが楽しめる。区域が小さいので、散策していると芸妓、舞妓によく出会える。

◆建仁寺境内
京都五山の一つの禅寺。創設者が中国から茶の木を持ち帰り、それが現在の日本茶のルーツになった。国宝の「風神・雷神」は京都国立博物館にあるが、ここでも迫力のあるレプリカが見られる。また潮音庭や○△□の庭など、いろいろな枯山水の庭が楽しめる。

◆ギオンコーナー
ギオンの南端にある歌舞練場の敷地内にある1930年代に建てられたモダンな建物である。中には芸妓、舞妓の生活を紹介するビデオや月々の花簪や髷の鬘などが飾られてあり、実際を見てもらうことができる。

◆花見小路と路地
ギオンコーナーから北に向かう筋が花見小路で、ガイドブックには必ず紹介され、いつも観光客が多い。細い路地を通って置屋やお茶屋の違い、路地の美しさを味わうことができる。昔風の井戸や時間によっては稽古をする三味線の音が聞こえる。

◆切り通し
ギオンの北地区に当たる。ここでも細い路地にある置屋とお茶屋を見ることができる。細い路地を抜けるとガイドブックで有名な白川、辰巳稲荷に出る。

◆白川
白川沿い祇園新橋は、京都市内四か所のうちの重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。美しい格子窓の家が立ち並び写真撮影に絶好であるため、結婚式の写真の前撮り撮影などが多く行われている。春は桜が舞う風景を楽しむことができる。

◆辰巳稲荷
祇園の芸妓衆から信仰を集める芸事上達にご利益があると信じられている稲荷社。芸能人や踊りの師匠、芸妓や舞妓の名前の入った朱色の柱が見られる。この社と白川、巽橋の組み合わせは天候にかかわらず美しい。

キャンセルポリシー

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